この度蒲郡鉄工会の蒲鉄塾委員会では、悩み多き事業承継問題について『事業承継における先代の役割 － 後継者が先代に望むこと、望まないこと － 』をテーマに講演会を１月２５日（水）に蒲郡商工会議所で開催しました。
　当日は、小田蒲鉄塾委員長、近藤鉄工会会長の挨拶があり、その後、神谷塾長の司会進行で、蒲郡鉄工会の後継者達に実施した先代に関するアンケート結果を紹介しながら、先代の役割についての講演が行われました。
　講演会は、今回の参加した後継者の方々にとっては先代の役割、考え方などいろんな課題がある中で、大変参考となることが多くありました。
　また、神谷塾長は、つねづねトップの人は、会社は自分だけのものではない、会社には従業員がいて、その家族もいて社会的に成り立っているものであるから“人が一番大切である”という自覚をもって責任ある会社経営、事業承継の必要性の思いを語られました。
　最後の討論会では、１０年に一度の寒波の冷たい日でしたが、参加者から活発な意見が出るなどホットな意見交換が図られました。これを契機に先代と後継者によるパート２の実施も良いかなと思いました。

　　講演会の様子